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2007/04/24

メモを取れない理由

 メモの達人を目指すのであれば、まずはとにかくメモを取らなければ始まりません。メモを取らなかったら、それを整理することも使うこともありえませんから。とにかくまずはメモを取るのが、メモの達人への第一歩。
 ところがこれが難しい。なかなかできるもんじゃありません。

 それをなんとかする方法として一番言われているのが、常にメモツールを持ち歩け、ということです。いつでもどこでもメモとペンとを持ち歩け、と。それも、高価なモノならば元を取ろうとして良く使うだろうとか、逆に安いモノの方が値段を気にせず使いまくれるだろうとか、大事なのは値段ではなくお気に入りのツールを見つけることだとか、色々なことが言われています。
 どの考え方がいいかは、実は人それぞれで、どれが一番とはいえません。
 そんなことよりも、そもそもどんなメモツールを手に入れたって、持ち歩かない人は結局持ち歩きませんし、持ち歩いても使わない人はやっぱり使わない。

 なんででしょう?

 これには、大きく分けてふたつのパターンがあります。
 まず、メモを取ること自体を忘れてしまう場合。そして、メモを取ることは思いついても、その場でメモを取らない場合。

 前者の場合は、何かに熱中していたりすると、ついメモを取り忘れてしまったりします。たとえば、テレビや映画を見ていたり、本を読んでいるときに、心に残るフレーズが出てきたり、何かひらめいたりした場合、その番組や映画や本が面白ければ面白いほど、内容にのめりこんでしまって、メモを取ることを忘れてしまいます。
 あるいは、友達と雑談しているときなど、誰かが言ったことが後で役に立ちそうだ、と思っても、話に夢中になっていて、メモを取るのを忘れてしまいます。
 これは、初心者レベルのミスと言えるでしょう。

 と、偉そうなことを言ってますが、もちろんわたしもそんなことはしょっちゅうです。ひどいときには、電車に乗っていたり、歩いているときに、たとえばブログに載せる文章を考えていたりして。そういう場合に何かひらめいても、文章を練ることにばかり夢中になっていて、メモを取るのを忘れてしまうこともあります。もちろん、あとで後悔するわけですが。
 もう少し下のレベルになると、ひらめいたことにも気づかなかったり、これは使えるフレーズだ、とも思わなかったりしちゃいます。こうなってくると、メモを取るとかなんとかいう以前の問題になっちゃうんですが。
 達人の場合は「お、これ使える」でメモを取るのですが、凡人の場合は、その「お、これ使える」が出てこないということも多い。

 古典的なギャグで「物忘れがひどいのでメモを取るようにしようと思ったが、メモを取るのを忘れてしまう」というのがあります。
 この、メモを取ること自体を忘れてしまう、という状況の場合、いったいどうしたら良いのでしょう。

 メモを取る練習をする、という手もあります。それがどれほど役に立つかはわかりませんがw。
 たとえば空手や剣道、柔道などの場合、型というのがあります。これは、練習としてはあまり面白いものではないようです。同じようなことを、何度も何度も何度も何度も繰り返してやらされます。ところが、何度も繰り返して練習することで、型を体に覚えこませると、いざというときに、無意識のうちにその型通りに体が動くのです。メモを取るのも、もしかしたらこれに似ているかもしれません。
 メモを取る練習を何度もしておくことによって、いざというときに体が(メモの場合は頭が?)動くようになる。少なくとも、メモを取る、という発想がわいてくる可能性は高くなります。とりあえず、「メモを取らなきゃ」と思うことが、達人への第一歩になるのです。
 とはいえ、練習したら必ずメモを取ることができるようになるか、というと、それはそれでまた、色々な理由があってできなかったりもします。それについては、今後少しずつ考えてみたいと思います。

 長くなったので、ふたつめの「メモを取ることは思いついても、その場でメモを取らない場合」に関してはまた次回。

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